■高気密住宅は「換気」とセットで考えないといけない

家づくりのご相談を受けていると、最近とても増えてきたのが「高気密・高断熱の家にしたい」という声です。

冬は暖かく、夏は涼しい。光熱費も抑えられて、家の中の温度差も少ない。

確かに、高気密住宅にはたくさんのメリットがあります。

ただ、その一方で、私たちが必ずお話しするのが「換気」のことです。

高気密住宅は、言い換えれば“とても隙間の少ない家”。

せっかくつくった快適な室温を逃がさない反面、空気の入れ替えをきちんと考えないと、家の中の空気がよどんでしまいます。

だからこそ、高気密と換気は、必ずセットで考える必要があるのです。

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■C値0.40前後という数値が意味するもの

住宅の気密性能を表す指標に「C値」という数値があります。

これは、家全体にどれくらいの隙間があるかを示すもので、数値が小さいほど気密性が高いということになります。

一般的に「高気密住宅」と言われる基準がC値1.0以下。

私たちの施工実績では、直近数年の平均でC値はおおよそ0.40前後。

この数値だけを見ると、「かなり気密が高い家ですね」と言われることも多いのですが、実はここからが本題です。

気密がここまで高くなると、自然に空気が入れ替わることはほとんど期待できません。

つまり、「換気の質」が、そのまま住み心地に直結するということです。

※写真は気密測定の様子

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■換気は“付ければいい”ものではない

24時間換気と聞くと、 「とりあえず付いていれば大丈夫」 と思われる方も少なくありません。

でも、実際には換気の方式によって、快適さも省エネ性も大きく変わってきます。

私たちが採用しているのは、熱交換型(顕熱交換)の24時間換気システムです。

これは、外から入ってくる新鮮な空気と、室内から出ていく空気の間で“熱”を交換しながら換気を行う仕組み。

冬であれば、 冷たい外気をそのまま入れるのではなく、室内の暖かさをある程度引き継いだ状態で取り込みます。

夏も同じで、 暑い外気を少し和らげてから室内に入れることで、冷房の負担を抑えることができます。

換気しながら、エネルギーの無駄を減らす。

高気密住宅だからこそ、こうした換気方式が活きてくるのです。

■ 空気の質は、目に見えないけれど確実に違う

高気密×熱交換換気の家に住まわれているお施主さまから、よくいただく声があります。

・「空気がこもらない」

・「朝起きたときの感じが違う」

・「においが残りにくい」

これらはすべて、数値では表しにくい部分ですが、毎日の暮らしの中で確実に感じられる違いです。

しっかり換気が計画されている家では、 人の呼吸、料理、洗濯、生活の中で発生する湿気やにおいが、無理なく外へ排出されていきます。

しかも、必要以上に外気を取り込まないため、 室温のブレが少なく、冷暖房も効きやすい。

「空気まで設計されている家」 そんな表現がしっくりくる住環境になります。

■ 高気密住宅だからこそ、換気計画が重要

高気密住宅は、決して“息苦しい家”ではありません。

正しく換気を組み合わせれば、

・一年を通して温度差が少ない

・空気がきれいでよどまない

・冷暖房に頼りすぎない

そんな、身体にも家計にもやさしい住まいになります。

逆に言えば、 気密性能だけを追いかけて、換気を軽く考えてしまうと、本来得られるはずの快適さは半減してしまいます。

高気密 × 換気。 この2つは、切り離して考えるものではありません。

私たちは、数値だけでなく、実際に住んでからの空気感まで含めて、家づくりを考えています。

これから家づくりやリフォームを検討される方にとって、 「換気まで含めて考える」という視点が、ひとつのヒントになれば嬉しいです。

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