■高気密=省エネ。でも、それだけでは足りません

高気密住宅は、隙間風がほとんどありません。だから一度つくった室温を長く保つことができ、冷暖房効率が良く、省エネにつながります。

これは全館空調でも、各部屋エアコンでも同じで、「高気密」という性能自体は、これからの住まいに欠かせないものです。

ただし、高気密にすればするほど、あるリスクが高まることも事実です。

それが「シックハウス症候群」です。

■ シックハウス症候群は、なぜ問題になったのか

シックハウス症候群は、2000年前後から目立つようになり、2005年には社会問題となりました。その結果、

  • 新築住宅への24時間換気設備の設置義務化

  • 建材に含まれるVOC(揮発性化学物質)の規制

といった法整備が行われました。

当時の日本の住宅の気密性能は、良くてもC値=3〜5程度。今の基準から見れば、決して高気密とは言えないレベルです。

それに対して、現在「高気密住宅」と呼ばれる家は、C値1.0以下が一般的。ケーズホームでは、過去5年間の平均でC値0.40前後となっています。

つまり、シックハウスが問題になった時代より、住宅の気密性は5倍〜10倍も高くなっているのです。

当時の基準のままで、本当に今の家は安心と言えるのでしょうか。

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■VOCは、どこから出てくるのか

まず代表的なのが「合板」です。

合板は、見た目以上に接着剤の比率が高い建材です。VOCを抑えるために接着力を犠牲にしているケースも多く、構造用としても性能が下がっているものが少なくありません。

特に注意したいのが、合板フローリングです。

一見すると無垢材のように見えますが、実際には合板の上に薄い木を貼り、さらに塗装で仕上げています。その接着剤や塗料からもVOCは発生します。

コストを抑えたい場合、ハウスメーカーや建売住宅、一般的な工務店の多くは、この材料を選択します。指定しなければ、ほぼ確実に使われると言ってもいいでしょう。

合板自体は、反りが少なく、均一で優れた材料です。ただしそれは、室内の仕上げ材として使うべきものではありません。

■高気密住宅だからこそ、床は無垢材に

 

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■高気密住宅だからこそ、床は無垢材に

 

昔の家のように、常に外気が入り替わる住まいであれば、VOCの問題は表面化しにくかったかもしれません。しかし、それでは住み心地も悪く、冷暖房費もかさみます。

だからこそ、高気密住宅では、VOCを出さない素材選びが重要になります。

ケーズホームでは、床材には

  • 杉・桧・パイン

  • 広葉樹などの無垢材

をおすすめしています。仕上げの塗装も、

  • オスモカラー

  • リボス

  • 植物性オイル

などの自然塗料を使用します。

■ 実は一番影響が大きい「壁と天井」

床の次に問題になるのが、壁や天井の仕上げ材です。

一般的に使われているのはビニールクロスですが、これは本来の「布」ではなく、紙の上に可塑剤を発泡させた二重構造の素材です。

当初は、クロスを貼る接着剤が原因と考えられ、水性糊に変更されましたが、VOC問題は改善しませんでした。

調査の結果、VOCの主な発生源はビニールクロスそのものの可塑剤であることが分かってきました。

壁と天井は床よりもはるかに面積が広く、そこからVOCが発生すれば、室内空気への影響は非常に大きくなります。

■☆☆☆☆でも「ゼロ」ではありません

建材には☆〜☆☆☆☆の使用制限基準があります。☆☆☆☆は使用面積制限なしとされていますが、これは「VOCが出ない」という意味ではありません。

あくまで2005年当時の基準値を下回っているというだけです。

シックハウスは花粉症と似ていて、許容量には個人差があります。少しのVOCでも発症する方がいる以上、「できるだけ出さない」という考え方が、高気密住宅には不可欠だと考えています。

■ 壁内結露という、もう一つの大きな問題

ビニールクロスには透湿性がありません。そのため、室内と壁の中で温度差が生じると、湿気の逃げ場がなくなり、クロスの裏側で結露が起こります。

そこにあるのが、接着剤。結露+糊は、カビにとって最高の環境です。

一度発生した壁内のカビは、基本的に取り除くことができません。

これは人の健康だけでなく、建物の構造材にも大きなダメージを与えます。

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■ケーズホームが考える、高気密住宅の正解

私たちは、高気密住宅において本当に大切なのは、

  • VOCを出さないこと

  • 壁内結露を起こさないこと

この2点だと考えています。

そのため、壁と天井はすべて透湿性があり、VOCを発生させない仕上げを基本としています。

一般的な仕様は、

  • 柱間にセルロースファイバー断熱材

  • 透湿性の高い石膏ボード

  • 紙クロス(天然パルプ紙)で下地補強

  • その上に水性塗料や自然素材の仕上げ

漆喰・珪藻土・羽目板・タイル仕上げの場合は、紙クロスを使わないケースもあります。

高気密=快適、では終わらせない。

健康と住まいの寿命まで考えた家づくりこそが、本当に安心できる高気密住宅だと、私たちは考えています。


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